LTEと3Gについて
スマホの広告などでよく目にする“LTE”や“3G”とは、何なのでしょうか?
携帯電話でやり取りする情報は、時代と共に音声からデータ中心に変わりつつありますが、昨今のサービスの多様性や利便性から、“より高速な”通信規格が求められています。こうした中、ユーザーニーズに対応するため、通信規格も進化し続けています。
先ずは3GのGとは、何を意味しているのでしょう? これは英語のGeneration(世代)の頭文字で、3Gというのは、“第3世代の通信規格”という意味です。
元々1G(アナログ方式)から始まり、2G(デジタル方式)と続き、現在はより高速化された3Gが、主流となっています。
そして、この3Gをさらに高速化させたもの、それがLTEです。
LTEは、英語のLong Term Evolutionの略で、3Gを“長期的に進化”させたもので、将来的に登場する4Gへの中間的位置づけの通信規格であり、一般的には“3.9G”と呼ばれています。
LTEのすごいところは、電波を使った携帯電話・モバイル通信の規格であるにもかかわらず、家庭向けブロードバンド回線に引けを取らないほど、高速なデータ通信が出来る、ということです。
また、LTEを“4G”と呼ぶことが公式に認められていることもあって、自社のLTEサービスを、4Gとして売り出している通信事業者などもあります。